日本酒ナビゲーターを受講しようと思った理由

「マンマ・ミーア!/ヒア・ウィー・ゴー」は前作に劣らず楽しい映画だった。その中で、登場人物があることを覚えているかと聞かれて、「50歳を過ぎているんだから、自分の名前以外は何も覚えちゃいない」と答える場面がある。笑えるけれど、説得力のある言葉だ。50歳を過ぎると、「知っているけれど思い出せない」ことだらけ。思い出せないのなら知らないのと同じことではないか、と言われるかもしれないが、知らないのと、思い出せないのとでは、全く違う。自分の中では「知っている」ことを知っている。知っているけど言葉に出来ないだけだ。

日本酒に関してはいろんな資格がある。私は資格を取るということをバカにしていた。資格を取って酒が旨くなるわけでもなく、資格を取るために勉強をするヒマがあったら、もっと酒を飲んでいたい、と思っていた。

ある日、会社であまりに暇なので、日本酒検定でもやってみようかと、突然、思い立った。インターネットで「日本酒検定3級」の過去の問題をダウンロードして、周りの人たちに見つからないよう、こっそりやってみた。3級くらいは全問正解できるだろうと完全にみくびっていた。

ところが、7割くらいしか正解できず、合格ラインに届かなかった。コソコソとやっていたわけで、集中できなかったとか、本気でやっていなかったとか、いろいろ言い訳はあるが、3級にすら合格できなかったというのは事実。何となく日本酒についてはまあまあ知っていると思っていたが、何も知らなかった。悲しい。

検定の問題には業者向けのものや、どう考えてもこんなもの知らなくてもいいだろうと思われるようなものもあった。しかしこの際、反省して、日本酒検定の問題を勉強しようと思った。検定について調べたら、日本酒ナビゲーターとか唎酒師とか、いろんな資格があることがわかった。

日本酒ナビゲーターはただ講座を受けるだけで取得できるし、唎酒師も十数万円かかるけれど通信教育コースなどにすれば試験を受けなくても取得できる。資格としてはやや疑問はあるが、まあ真面目にやってみようと思った次第である。ワインと同じく、きちんとした知識を得ることで、日本酒の味も変わってくるかもしれない。より美味しく飲めれば素晴らしい。

資格の中で、一番てっとり早いのが日本酒ナビゲーターだった。これは本当に講座を受けるだけだ。9月2日、認定講座を受講し、日本酒ナビゲーターとなった。

今後、日本酒検定も受けてみたいと思うが、「知っているけど思い出せない」問題を何とかしないと、試験には受からないだろう。

 

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