オチャガビアのシャルドネとマトゥアのピノ・ノワール

今回はチリのシャルドネと、ニュージーランドのピノ・ノワールを飲んだ。シャルドネは、オチャガビア 1851 レゼルヴァ 2015、ピノ・ノワールはマトゥア ランド・アンド・レジェンド 2015である。

 

 

 

白い料理には白ワイン、赤い料理には赤ワインという、佐藤洋美先生の教えを守り、まず、ポテトのクリームグラタン、三色野菜のフロマージュテリーヌ、本ずわいがにのシーフードサラダという白い料理には、シャルドネを合わせる。香りはマンゴーやパイナップル。おだやかな酸味があり、後口にやや苦み。この苦みは柑橘系の苦みだろうか。ミネラル感もあった。マヨネーズ味のシーフードサラダと合わせるとパイナップルのような甘味を強く感じ、ポテトのクリームグラタンと合わせると苦みが出てくる。これは面白い。合わせる食べ物によって、ワインの味が変わっていく。

牛ほほ肉のシチューには赤ワインを合わせる。ピノ・ノワールは甘いイチゴの香り。シルキーな舌触りに、甘く濃厚なイチゴの味がする。そして徐々に若干の渋みを感じるようになる。これは樽の風味なのか。

もちろん、細かいところまでは分からないが、ピノ・ノワールやシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランの特徴的な味は、何となく分かるような気がしてきた。ただ飲んでいるだけでは分からない香りや味が分かってくる。やはりワインの初心者講座を受けて良かったと思った。

ヴィーニャ・カサ・シルヴァ ソーヴィニヨン・ブラン グリ

ソーヴィニヨン・ブランの香りは、干し草と言われている。日本人の私には、青畳のように思える。

ワインの「入門レッスン」を受けた日の夜、さっそくカヴェルネ・ソーヴィニヨンの香りと味を試してみた。チリのヴィーニャ・カサ・シルヴァ ソーヴィニヨン・ブラン ソーヴィニヨン・グリは、ソーヴィニヨン・ブランと、その一種であるソーヴィニヨン・グリで造られている。有機栽培法で、手摘みらしい。

「グリ」はフランス語で灰色、鼠色。灰色ぶどうは、「ピンク色」などと言われるので、ピンクなのか灰色なのか、よくわからなくなるが、陽があたるとピンク色、日陰では灰色に見える。ソーヴィニヨン・グリは重厚さを与えるといわれているが、それがどういうことなのかはよく分からない。

最初は、青りんごやマスカットみたいな香りだと思ったが、何か、ちょっと違う。ワインの講座で「干し草」だと教えられたので、ああこれか、と思うと、不思議に香りが違って感じられ、その後は青畳の香りにしか思えなくなってくる。感覚は、言葉を与えられないとはっきりしてこない。テイスティングの歴史が長いワインの世界では、言葉がきちっと決まっていて、こちらの感覚をそこに合わせなければ理解できないところがある。

味はグレープフルーツ、そして青りんご。爽やかな酸味。後味に少し引っ掛かりがある。リンゴの蜜と、柑橘類のかすかな苦み。白コショウのような後味も感じたが、「白コショウ」という言葉でいいのだろうか。自信はない。何か別の言葉が与えられたら、また違ったふうに思えてくるかもしれない。